高西寺は曹洞宗開祖、道元禅師の開かれた永平寺を基に、全国一万五千寺に及ぶ、曹洞宗の一ヶ寺として存在し、寿徳三世超厳守周和尚が慶長四年(一五九九年)に開山し、名を神明高西寺として開かれました。
高西寺の名の由来は、曹洞宗に代わる以前、稲城坂浜の真言宗高勝寺(現在牡丹の寺として有名です。)の末寺で高勝寺の西方にある所から名付けられたと言われております。
さらに富澤家菩提寺として富澤修理忠岐(興徳院仲山減光居士)の開基として現在に至っております。歴代住職は、二十六世にわたり、明治三十八年の記録では、檀家様に支えられ、平成十一年(一九九九年)には、誠に喜ばしい開創四百年という輝かしい年を迎えました。この良縁にちなみ、記念事業として本堂、客殿の大改築が計画・施工されました。
施食会法要(せじきえほうよう)「 施す」という字に「食べる」と書いて「施食」(せじき)といいます。お菓子や果物、野菜、乾物などの多くの供物をお供えし、多くのお坊さんで行う法要です。高西寺では毎年7月28日に行っております。
この「施食会」は、諸説ありますが禅宗では鎌倉時代に中国から日本に伝わったとされています。文字通り、法要を行う事によって食べ物を施し、ご先祖様を供養する儀式であり、 主にお盆の時期に行われます。
棚経棚経とは、お盆の期間中にご先祖様を迎え入れる棚を設けお飾りやお供え物を置きそこでお坊さんがお経をあげることをいいます。この先祖を向かいれるための棚のことを精霊棚または盆棚といい、棚経とは精霊棚・盆棚の前で読経することから棚経と呼ばれます。棚経を行う意味としては棚経を行う際にはお坊さんがお経を読み親族がその場に居合わせることでともにご先祖さまへの祈りや感謝を伝える意味があるとされています。
高西寺では、8月13日〜15日の間で主に新盆の方を対象に行なっております。
名称 | 高西寺 |
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宗派 | 曹洞宗 |
墓地形態 | 寺院墓地 |
経営主体 | 神明山 高西寺所在地:東京都多摩市連光寺2-24-1 |
所在地 | ▼京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」より徒歩17分 ─バス便のご案内─ 京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」より、京王バス(桜01)連光寺行 (桜06)永山駅行 (桜07)永山駅行 (稲22)稲城駅行 「春日神社」バス停下車徒歩3分。 ※聖蹟桜ヶ丘駅より2つ目のバス停です。 |
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